安心できるのはどんな時?

患者さんの捉え方は人それぞれ

有名人の患者の秘密を守る義務

看護師として長く働いていると、時には普段無いような幸運に恵まれることはあります。よくあるのは、芸能人が治療のために病院にやってくるということです。そのような時でも医療従事者としての節度ある対応を必要とします。決して浮き足立つことなく、分け隔てなく接する事が大事です。また、有名人への医療の仕事に関わったならば、プライバシーについての配慮を十分に心がけておくべきです。世の中でよく知られている興味ある人に出会うと、つい詳しいことまで知ってみたくなります。しかし看護師は、患者さんのプライバシーに必要なく立ち入ることは避けるべきです。また、仕事上知ることになった秘密の情報は、正当な理由なく決して口外してはいけません。
問題となるのは、芸能記者が何かと新しい情報を知りたがるということでしょう。取材の一環として、病院に取材記者が押しかけるといった光景がよくあります。その際に、たとえ執拗に尋ねられたとしても、患者さんのプライバシーは守る事が大前提です。それは今後も同様であり、知りえた情報は最後まで守るべきものです。しかし、友人たちとの雑談では、つい有名な人について話題があがると話してしまいがちです。たとえ看護の仕事から離れた日常の中であっても、仕事上知る事ができた個人の秘密については、守秘義務を守ることを心がけなければなりません。こうして看護師が秘密を守る信頼できる人物であるからこそ、患者さんも安心して医療サービスを受けられます。